先崎愛海のブログ

もうキレました。

驚愕

 

この仕事を本業と決めて、それまでの勤め先を辞めました。

約20年前のことです。

それまでの仕事も、決して辛いものではなく、

それなりの遣り甲斐を感じられてもいました。

契約社員として配属された、その会社で、社長に請われる

形で正社員として採用されたことを、素直に嬉しいと思い、

その気持ちを仕事で返そうと決めてもいました。

ただ、

その創業者が突然の引退を表明したことから、それまでの

平穏な社内は一変しました。

そして、望まずとも、私自身も渦中に巻き込まれる経緯に

ありました。

 

最初は平気だと思いました。

経営陣らの思惑など関係なく、私は私の仕事をすれば良い

と、いまに思えば、恥ずかしいほどに子どもでした。

 

その会社は、所謂、業務用音響系の特機を扱う商社でしたが、

国内外の有名、無名メーカーと組み、オリジナル商品を開発、

するなど実績が評価されると同時に、当時では珍しかったカ

タログ販売に特化したことが当たり、創業20年足らずの新

参にありながら、劇団四季などメジャーどころを顧客に持つ

など、業界では一目置かれる存在にありました。

とは言え、

資本金10億に満たない

従業員数30名足らずの小所帯にあって、

まさか、大したことにはならないだろうと。

 

そんな小さな会社にあっても、

大人たちは、我先にとトップの座を目指し、

それを手中とするため

様々な手段を講じるなど、

私には思いもよらないことでした。

 

ある日、

既に代表を離れ、会長職にあった前社長の言いつけで、

書類を探す途中、会長室のキャビネットに現社長に関

する「調査書」を見つけて、愕然としました。

 

 

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先崎愛海